シミのQ&A

老斑について

46才の主婦ですが、30代頃から左頬に茶色いシミみたいなものがあり、今では、百円玉位の大きさになっています。友達から「老斑」だと言われていますが、先生の病院で治療できるでしょうか。その方法と費用を教えて下さい。                            
シミをとる時、当然のことながら注意しなければならない点があります。一つは、シミが病的状態で発生していないか、どうかです。妊娠・出産後に生じるホルモンのアンバランス・肝硬変に伴う皮膚色調の変化、精神的ダメージによって発生するシミ等があげられます。このようなシミは特殊なものですが、専門医からみれば一目瞭然であり、原因療法を致さねばなりません。病的なものと云えるかどうかわかりませんが、特殊型のものとして「脂漏性角化症」と云うのがあります。普通のシミが年輪を重ね、皮膚表面に盛り上がりが生じてきたものです。その盛り上がりもボロボロと手でとれたりしますが、すぐ元の状態に戻ります。このようなベテランのシミを脂漏性角化症と称します。稀ですが悪性変化の場合もあり、また県内の人に多いのも特徴的な症例の一つであります。このようなシミには保険治療の対象となります。次にこのような病的状態ではないシミ或は、老斑について少しく記しておきます。お尋ねの円形のシミは基本的な条件として、傷アトにならない程度に治療すると云うのが前提です。
 その為、皮膚剥削術・レザー光線・電気焼灼・雪状炭酸法(ドライアイス)・外科治療の組み合わせと内科的療法を続けていきます。前提条件としては、傷アトにならない程度と云うことになりますので、根気よく治療を続けなければならない場合が多々あります。
 そのことを十分に御理解いただいてから治療に入るほうが良いと考えております。費用は1万円前後です。

当山美容形成外科  当山 護