GLP-1は元々ヒトの体内に存在するホルモンで小腸から分泌されます。このGLP-1が多い人は胃腸での食事の消化・吸収が穏やかなため少ない食事量でも満腹感が得やすく食欲が出にくいと言われています。そのためGLP-1は「痩せるホルモン」と呼ばれ、アメリカや欧米では肥満治療に用いられています。
GLP-1は約24時間で効果がなくなりますが、毎日決まった時間に注入することで効果を持続させることが可能です。
当院ではご自宅でも簡単に注入できる使い捨ての極細針と注入量をコントロールできるカートリッジ入りのGLP-1を取り扱っております。
アメリカFDA(食品薬品局)、欧州連合(EU)加盟国28カ国で承認されている肥満治療薬です。血糖をコントロールする働きがあり、食欲中枢に働き掛けて食欲を抑制し、空腹を感じにくくします。また他の抗肥満薬のような依存性や耐性はほとんどなく安全性が高いことが特徴です。
※上記料金には使い捨ての針と消毒用アルコール代を含みます。
GLP-1はFDAやEU諸国では肥満治療薬として承認され、高い安全性が認められておりますが日本においては承認されていません。そのため医薬品救済制度対象外になります。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
必ず医師の指示に基づいて使用量をお守り下さい。治療開始初期に吐き気、嘔吐、食欲不振、むかつき、倦怠感などを40%の頻度で認めます。しかし体が薬に慣れることで次第に症状は無くなります。重篤な合併症として胃腸障害、低血糖、頻脈、発熱、うつ、急性腎不全、うつ、自殺企図があります。