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口のお悩み
厚口唇
 下記の写真は下口唇の厚いくちびるを横に切開して薄くしております。同じように上口唇も薄くすることが可能です。この厚口唇は一般的に赤いくちびるを切開しますので あまり傷痕が目立ちません。また局所麻酔で可能であり、通院で治療します。費用は各15万円です。
 反対に薄いくちびるを厚くする場合、
①ヒアルロン酸を注入する時と②真皮脂肪移植をする2つの方法を当院ではやっております。
厚口唇

唇裂修正
 三つ口は唇裂のことを云います。そして時々口蓋裂を伴う疾患で、遺伝的な要因も高いといわれます。
 (ニュージーランド等)では、一カ所の医療機関で治療し、その後もフォローアップを続けます。その方が、遺伝的要因である家族歴などの追跡調査がまとめやすく、 統計的にも確実なデータが得られるからです。日本の統計よりもそれらの国々の奇形発生率が重要視される所以がここにあります。
 統計数値を参考にすれば、予防対策ゃ遺伝相談における的確な指導、アドバイスがなされやすいのです。この事は地味な仕事のようですが、医療上大切なことの一つでもあります。  同じ疾患を同一の施設で治療する利点は他にもあります。術式が統一でき、治療の善し悪しがはっきり区別できる点です。 術者も専門的な技術が修得でき、スタッフも優秀な人材を揃えることが可能となります。また成長期までの長期にわたる経過観察も出来、家族が安心出来ます。
 欠点としては、遠方からの通院は家族の負担が大きい点ですが、長い目でみれば予防面や治療効呆も高くなり、国全体として考えればかえって国民の負担がかるくなるのも事実なのです。
三つ口は外表面だけの奇形ではない
 三つ口の障害をもつ子や孫をつれ、何とかして欲しいと来院される家族は多いものです。一日でも早くその変形を治し、本人の精神的苦痛をとり除いてやりたいとの心情は、 親としては当然な願いだと思いますが、この要望に応えるべく三つ口の専門医は、これまでも血のにじむような努力研究を重ねてきています。
 唇裂手術の歴史をひも解いても、先人達のいばらの道程が浮かび上がってきます。ご存知のように沖縄医学の先駆者高嶺徳明が、約三百年ほど前すでに全身麻酔で唇裂(三つ口)の 手術を行っていますが、その術式は現代医学に匹敵するものと評価されています。より洗練された術式は、深く研究されるに従い解剖学的な正常さが追求されてくるのです。
 三つ口は上くちびるだけの変形に止まらず、口腔内や鼻の正常位つまり鼻背部の軟骨や唇の筋肉、歯列の矯正、発生機能の改善まで検討課題となっているのです。 美容外科は、鼻腔障害はもちろん口蓋の働きも学ばなければなりません。
三つ口も最近ではきれいにできる
 三つ口は、鼻・上くちびる・上顎・口腔内を結ぶ一連の形態異常であります。各々の器官が微妙な関連性をもっており、一カ所だけきれいに治せたとしても、 うまくいかない場合があるのです。また鼻などは立体的構造を呈しており上下、左右各角度からの総合的な判断が必要になります。反面、組織自体が少ないので軟部組織の やりくりには大変気を使うことになります。
 私が形成外科医の初期のころ、唇裂(三つ口)についての臨床試験を再三にわたり受験させられました。内容も解剖学的特徴や術式の変遷、最近の治験例や外国文献上からの 質問やペーパーテスト等もありました。この厳しい学内審査に合格して初めて、一人前の形成外科医とされたのです。お陰で少しは医療貢献もさせて頂いたのですが、 特に県内では、三つ口の潜在的患者数は多いといわれ、形成外科や口腔外科の専門医が増えてきている現在、より多くの方が高度の医療を享受できるようになりました。
唇裂修正