
ホクロはあざの一種ですが多くの方が「ホクロ」をとりに来られます。そこで診察の前に先ず簡単にどういう方法で「ホクロ」をとるのかをご説明申し上げます。
一般的な「ホクロ」の取り方には(1)電気法・Co2レーザーと(2)切開法があります。それぞれ一長一短があり、最終的には医師と良く相談なさって決めてください。但し、どちらも麻酔をしますし、痛みもほとんどありませんので、怖がる必要はありません。5分以内で終了いたします。
1.電気法・レーザー法
- 費用が安く通院がいらない。電気もレーザーも略々同様です。
- 鼻の周りや特殊な場合が良い。
- 数が多く小さいホクロは電気法・レーザー法。
- 出来上がりは切開法よりやや悪い。焼きすぎると傷痕になります。
- 再発がたまにある。
- 術後、水にぬらしても化粧しても良い。
- その他、再発したらもう一度焼く必要があります。
2.切開法
- 費用は電気法より高い。もう一度抜糸に来る必要があります。
- 額、顎、頬、等は切開法が良い。
- 大きいホクロは切開法。
- 大きいホクロの出来上がりは電気法より良いが、小さいホクロは困難。
- 再発がほとんどない。
- 術後小さいテープを貼る。出来るだけ濡らさないほうが良い。
- 中縫いの糸(かくし糸)が出てくる時がたまにあります。
ホクロ、アザをとるのは医療行為ですので、病院以外でとるのは医師法にふれます。ご注意ください。又、私共は「占い師」でもありませんので「ホクロ」の占いはしておりません。「ホクロ」の癌に関しては厳重に医師が診察し、疑いのある方は顕微鏡で調べます。
「ホクロ」をとる場合、切除してしまえば再発もなくきれいにとれるのですが、しかし、ホクロには切除しにくいものもあります。場所的にいえば目の周辺とか鼻尖部等です。これらの部位は切除するのが難しいため、ホクロの表面を焼灼する電気焼灼法やくりぬき法、またレーザー光線等によって治療します。それは広義の意味で、皮膚表面にヤケド等を起こすことによって、治療後に傷アトが目立たなくなることを期待する訳です。現在ホクロを焼くという治療には、炭酸ガスや電気焼灼療法が簡単です。

電気やレーザーで焼くということは、原則的には軽いヤケドを起こして治す方法です。
利点
- 簡単で時間が掛かりません。
- 通院の必要がありません。
- 費用が安いです。
- その日から濡らしたり、洗顔・お化粧が可能です。
欠点
- 焼き過ぎると、傷アトが残りやすいです。
- 反対に弱く焼くと完全には取れません。
- 完全に取れないで残っている場合は、再度焼くことがあります。
※但し、1回目でかなり小さくなるので、そのままで良いなら2回目は必要ありません。 - 5個以上を同時に焼くと、顔などが腫れる場合があります。
- 子供には原則として適応しません。(再発があるからです。)
- 手足は顔と違い、傷アトになりやすいです。
(場所によって違いが顕著に出ます。)
以上のように利点・欠点があります。
- 焼灼後のかさぶたは、1週間~10日くらいで取れますが、無理に手ではぎ取らないよう、気をつけて下さい。
- 傷アトが当初目立っても3カ月以上経過しますと大分薄くなっていきます。




















