大きく豊かにするというイメージをもつが、欧米では乳房は小さくする手術を意味する場合が多いようである。豊満なバストに憧れる日本人と型のよいファッショナブルな胸を願う外国人とは、趣味や習慣が違う民族性からくる、一風変わったニュアンスがあって興味深い。大きな乳房は単に外見的にボリュウムがあればよいという訳にはいかない。左の写真のように、巨大すぎてその重さで肩が凝るとか、乳房下部に皮膚炎を起こし人知れず悩むものである。近年は、欧米風のグルメ志向のせいか、当院でも巨大乳房を縮小する手術が増えてきている。それも時代の流れだろうか。
乳房は女性のシンボルでありますが、大きくても小さくてもいけません。大きすぎる乳房の方は肩こりがひどい、乳房の下縁部に皮膚炎を起し皮膚がただれる等の悩みがあります。その為、余分な脂肪や乳腺を切除し、小さく型の良い乳房にします。これを「乳房縮小術」と云いますが、外国人に多いこれ等の手術を昨今では、日本人にも応用することが増えております。乳房縮小は①巨大な乳房を小さくする手術と②たれている乳房を上方へ引き上げる2つがあります。
乳房は割と大きな組織ですので上方へ引っ張り上げるのみの手術だと再度下の方へ垂れ下がって参ります。その為、乳房縮小術は乳首(乳輪、乳頭)を上方へ移動し、下方の余った乳房を約半分くらい切除します。(図5・6)
乳房縮小術 | ¥990,000(税込) | 全身麻酔費別。1日入院、入院費¥110,000(税込) |
大きすぎる乳房を小さく型を整えると本当に肩こり等がとれ快適な生活を送ることが出来ます。
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